夢は持った方が良いのか

夢をもつ方が、人生が生き生きして、楽しくなると多くの人は思うが、本当にそうだろうか。

あるアジアの田舎に住む少女に夢を聞いてみた。その国の言語では、「夢」にあたる言葉がなく、「人生の目標」的何かを聞いてみた。(ちなみに日本でも夢というのはもともと、眠っている時にみるもの、という意味しかなく、目標に近い意味は明治時代に作られた。)

すると、「家族と一緒にここで過ごすこと」という答えだった。彼女は壮大な夢はなくとも、とても幸せそうに見えた。

なにか野望をもって生きるのは万人にとって素晴らしい、というわけではないのかもしれない。