2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
昨今、体罰を行うとかなり大きな問題になる。体罰は必ずしもとがめられるのだろうか。体罰は普遍的なものではない。例えば、アマゾンの奥地に住むある先住民族は体罰がないが、ニューギニアのある民族には体罰が存在する。また、今でこそ「体罰はありえない…
統計的な数値を見ても、その裏側まで見る必要がある。平均と中央値の違いはもちろん、そのデータのとり方にも注目するべきである。例えば、平均収入や収入の中央値が提示された時、連絡が取れずにそのデータから漏れた人、嘘をついている人なども含まれる。…
高級スーツ、腕時計、バッグなど、ブランド品を誇示する人がいるが、そのように精巧の証を見せることは世界共通かもしれない。それがニューギニアの先住民になれば、貝であったりするし、アメリカやヨーロッパに行けばダイヤモンドを持っていることがそれに…
アリとキリギリスの話で、「最初に飛ばすと良くない。遅くても一定のペースで進めばよい。」という教訓があるが、キリギリスも正しい。無理して走るのが正解の時もあるし、そもそもゴールは人によって違う場合が良い。必ずしもアリである必要はない。
アリとキリギリスの話で、「最初に飛ばすと良くない。遅くても一定のペースで進めばよい。」という教訓があるが、キリギリスも正しい。無理して走るのが正解の時もあるし、そもそもゴールは人によって違う場合が良い。必ずしもアリである必要はない。
何かを選択し、行動するとき、そこに正義を見出す人が多い。つまり、良いことをするべきである、ということである。しかし、良い事かどうか分からないときもある。その場合は、責任と覚悟をもって行動するべきである。自分の選択をよく考え、その行動の後に…
特に産業革命以降、人口爆発が起こり、持続可能な社会のデザインがとり急がれている。ここに、永遠に子供が増え続けるのではないかという漠然とした不安を覚えることもあるが、そうはならないようだ。先進国のほとんどで人口は減少に転じている。その理由と…
ある分野において、学力や能力とその人の自信はほとんど相関がないという。つまり、自分の自信を正しく見極められる人が少ないということだ。自信が過ぎると過信、なさすぎると臆病になってしまう。自分の能力と自信のバランスを見極めるとともに、他人の自…
世界中に祈る人々がいる。もし神がいなかったり、祈りが届かなかったとしても、祈りには意味がある。なぜなら、それは自分と向き合う時間になるからである。一度停まって、自分を客観的に見るきっかけになる。
差別は許されないが、区別は許される。その場合、どのような基準で決めれば良いのだろうか。それは、グループに分けた結果、そのグループ間での差異とグループ内での差異が、グループ間の方が明らかに大きい場合は区別と言える。しかし、それだけでなく、悪…
ロマンスという概念は必ずしも普遍的なものではない。例えば、狩猟採集民族や見合い制の社会では存在しない。ロマンスを楽しむことができるのは、生活に余裕のある人だから、恋は贅沢なのである。
生物は基礎科学の分野として扱われることがあるが、少々特別扱いかもしれない。なぜなら、化学や物理の存在は約135億年、それに対して生物は約38億年と歴史が浅いからだ。とはいえ、人間も生物で、その程度の規模の歴史なら、差があろうが重要ではないともい…
世代間対立のある国や、資本主義に偏りの強い国では、老人への扱いが雑になりがちである。また、部族によって老人の扱いが異なるが、老人は自然災害への対処などの知恵を持つため、重宝されることもある。現在、定年制度があるが、彼らは若い人たちよりも利…
専門であるべきかオールラウンダーであるべきかは常に意見が分かれるが、基本的には専門性を高めた方が良い場合が多い。オールラウンダーを目指すのではなく、専門と少しの専門外を勉強することで、複数の視点を持つのが良い。例えば経済に詳しい人が歴史を…