2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

母の強さ

世界中、どこに行っても母親は強い。特に赤ん坊に関しては、模型であってもぞんざいに扱うのを見れば、明らかに女性の方が強い嫌悪感を示す。また、次世代のことを考えた政策を打ち出すのも女性の政治家に多い。子供のことになると本能的なものが非常に強く…

発明は必要の母

「必要は発明の母」という。確かに、何かが必要な時にそれを実現しようと努力し、見事発明に至ったケースは多くある。しかし、多くの発明は偶然によるもので、時代などの環境によって採用され、それを機に社会が変わっていく。そして、それが広まった後は、…

食人のタブーと矛盾しているように見えること

特に文明化された社会において、食人は大きなタブーである。食人の理由は様々で、その一つに治療のための食人がある。科学的に証明するのは難しいが、それをよしとする部族も多く存在した。そして現在、人体ベースの治療はかつてないほど行われている。輸血…

日本人とは何者か

日本人とは何者なのだろうか。日本国籍を持つものだろうか。日本人は単一民族だと言われているが、アイヌ民族や沖縄の民族もいる。また、本島に住む日本人の中でも、顔の種類は非常に多様に思える。民族の対立はあり得るのだろうか。それとも完全に同化して…

社会システムの優劣の基準

社会システムの優劣はどのように決まるのだろうか。 もしも責任を取らない人、頭の悪い人、ニートなどの、通常は「好ましくない」と考えられる人が多く存在しても成り立つものがあれば、それはシステムが優れているからだろう。例えば、大人しか使えない機械…

ナショナリズムの問題点

ナショナリズムは近代において世界的に広まったが、問題点が2つある。一つは、少数派の迫害が行われることである。少数派の民族、人種は、多数決に負けて冷遇され、その国を出るか滅ぶしかない。もう一つは、どこまでの純度の国民にするか、ということである…

表現の自由と公共の福祉

表現の自由は国民に保障されているが、何でも許されるということではない。発言だけでも侮辱罪、脅迫罪になる場合がある。また、法律で取り締まれない場合でも、むやみに人を傷つけるのはもちろんよろしくない。そういう人たちは表現の自由を主張するが、天…

民主主義を邪魔する本能

民主主義には理性的な判断が必要で、そのためには本能を抑えて、意識的に行動する必要がある。特に、怒っている人に対する反応である。怒りによって大きな声を出して抗議すれば、例え少数であっても、それが大勢の意見であるかのように思えてしまう。これは…

宗教による自己肯定感の違い

宗教によって人間の存在の解釈が大きく異なる。今までお寺や教会、モスクなどを訪れ、教典などを読んだで、もちろん宗派によって異なるが、宗教によって傾向があると解釈した。例えば、キリスト教、イスラム教は人間が人間であることをそのまま肯定する感覚…

人間と非人間の区別は人為的に行われる

全ての人間には人権があると多くの人が信じている。しかし、どこまでが人間かは時代や文化によって異なる。例えば、アフリカ人を奴隷として扱っていたアメリカでは、当時、彼らを人間とは認めなかったし、日本軍が中国人を実験に使った時、彼らも人間ではな…

時間軸と空間軸はセットで動く

時間軸と空間軸はそれぞれの軸を持つが、人間の意識的にはセットで動いているように思う。例えば自意識が解体されていくとき、意識が身体より後ろに行くとき、上に行くときなどは、時間軸が伸びたり、縮んだりする。やはり、感覚的にも相対性理論は正しい。