2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

心拍数と攻撃性の関係

統計上、人間の中で、一定時間あたりの心拍数が少ない人ほど攻撃性が高いという。因果関係があるとすれば、おそらく、普通のことでは感情が動きづらいために、感動を求めて攻撃してしまうのだろう。

性犯罪をなくすことはできるか

自分の遺伝子には、できるだけ自分の遺伝子を残すようなプログラミングがされている。そのために人も他の動物と同じように、性交渉をする。 しかし、これが同意なしでおかなわれると、当然性犯罪になる。このようなことは動物界ではよくみられることで、例え…

幸せは定義できない。

何をするときに幸せを感じるかは、人によって違う。例えば、美味しいものを食べているとき、恋人や家族、友達と一緒にいるとき、スポーツをしているとき、仕事をしている時、などがある。同じことをしていても感じ方は人それぞれである。 だから、万人にとっ…

テクノロジーとの向き合い方

現代人のほとんどは何かしらのテクノロジーを利用して生きている。例えば、スマホやパソコンに加え、車、バイク、飛行機、自転車、箸やフライパンもそうだ。 このような文明の恩恵に対し、極端な考えを持っている人たちがいる。「車は人殺しの機械」とか、「…

民主主義は正しいか

現在、先進国のほとんどは民主主義である。かつての大戦では独裁主義がブームになり、大戦後の発展途上国の多くは社会主義的な国が多かった。 民主主義も独裁も成功した国と失敗した国がある。ここではこの2つを比べてみる。 まず、民主主義は独裁に比べて…

肉食と攻撃性の関係

歴史的に見て、西欧は古代から戦争を繰り返し、中国などは三国時代などを経て、比較的安定した。西欧ほど戦争をした地域は地球上にない。 これの違いを作った原因は何だろうか。その仮説の一つが「肉食」である。農耕が始まると世界的には狩猟採集から農耕に…

聖典は真実でなくても価値がある

宗教には大抵、聖典や逸話などが残っており、その中では信じられないような出来事が繰り広げられる。それぞれの宗教を信仰する人たちにその話が真実か尋ねれば、「真実だ」と思っているだろう。 しかし、心から全く疑わずにそれを信じている人たちはほとんど…

アイデンティティのありか

近年、物や金だけでなく、人の移動も容易になり、土着の人間というものが少なくなってきている。私もその一人で、幼いころから国内外で転勤を繰り返し、はっきりと故郷と呼べる場所がない。逆に言えば第2のふるさとはたくさんある。 このような人に多いのが…

ナチスの虐殺の正当性

ナチスドイツはかつて、障碍者と特定の人種を虐殺した。 生物学的に見ると、障碍者を殺すのには正当性があるように見える。なぜなら、障碍者を育てるのには正常者以上にエネルギーが必要だが、彼らが遺伝子を残す可能性は普通よりも低いからだ。 一方、人種…

障害児を育てるのは正しいのか

近年、社会保障が充実してきて、すべての人に最低限度の生活を保障するようになった。障害児も同様で、世界に多くの障害児がいるが、彼らを保護するのが正しいかは彼らが幸せかどうか、が大きく関わっていると思う。 しかし、事実として、障害児を育てるのは…

カテゴリー分けをやめたい

虹は何色だろうか。日本人なら7色と答えるだろう。しかし、これは世界共通ではない。5色、6色、8色などの国がある。 このように。ヒトはグラデーションの中にもで区切りをつけ、分けて意味付けを行う。 時間、思想、特徴なども、この世のすべては連続的であ…

無駄遣いをするバカの言い訳

無駄遣いをするとき、例えば税金で交通量が少ない場所に高速道路を作るとして、それは当然批判される。しかし、時にこの批判に対し、「建設会社にお金が入って経済が回るから問題ない」という人がいる。何とも軽率な発言である。 もしそれが正しいのであれば…

神が感覚されるとき

キリスト教圏の一部の人にとって、神が感覚されるのは、「神が感覚されないとき」という考えらしい。それほどまでに神が神聖で、人間の理解に及ばないという感覚なのだろう。