人口増加を減らすには子供を守るべきである

特に産業革命以降、人口爆発が起こり、持続可能な社会のデザインがとり急がれている。ここに、永遠に子供が増え続けるのではないかという漠然とした不安を覚えることもあるが、そうはならないようだ。先進国のほとんどで人口は減少に転じている。その理由としては、まずは乳幼児が死ななくなったことが大きい。子供の死亡率が高ければ、家族を養う人材確保の確率を上げるために子供をたくさん産もうとするが、全員生存すれば逆に育てるのにコストがかかるのをためらって、子供を産まなくなる。つまり、子供を生かすことで人口を頭打ちにできる。