2020-04-16から1日間の記事一覧

人種別で語ることは無意味なのか

人種間での知能を比べた時、優劣があるのは事実である。しかし、リベラルの人たちが人種差別をしてはいけない理由として、「人種間の差よりも、その人種の中での差の方が大きいから、人種で分ける意味はない」という。 確かに人種差別は良くないことだと思う…

世界大戦後の日本統治エリアの特徴

第二次世界大戦において、日本はアジアの多くの国を占領した。日本が戦争に敗れ、それらの国から撤退すると、多くの国で共通の出来事が起こった。 それらの国の多くは、社会主義になったのだ。これは日本が統治した国に限ったことではないが、人々は国を強く…

拍手が一斉に行われる理由

人は感動したとき、相手に敬意を示すとき、褒めるときなど、様々な場面で拍手をする。その拍手を大勢でするとき、大抵はみんなが同じタイミングではじめ、終わる。これは自分の意志とは関係ないことが多い。 例えば、大勢の中で、自分が感動し、拍手をしたい…

行動は他人からの影響を受けやすい

「好きなことで生きていこう」と言われてきているが、よくも悪くも、我々の行動は、他人に影響を受けやすい。 ペンギンの行動のとり方をみてみよう。彼らは陸で生活する時間が長いが、餌を求めて、水中に潜らなければならないことがある。しかし、水中には彼…

選挙の意味はあるのか

ほとんどの人は、「選挙は民主主義に欠かせないもの」という認識だろう。しかし、の本での投票率を見ると、時折50%を下回ることがある。これで民主主義と言えるのだろうか。 民主主義とは基本的には多数決で物事を決める。だから、選挙で投票する人が半分以…

かわいそうに見えている人たちの実態

「恵まれない子供たちに寄付を」という呼びかけに対し、同情の念をもって寄付する人が多いだろう。しかし、彼らは本当にかわいそうなのだろうか。 実際にその現場に行ってみないと分からないが、私の経験上、かわいそうに思えた人たちはかなり少ない。むしろ…

ジンバブエのパイオニア精神

ジンバブエという国はアフリカに位置する、非常に興味深い国である。様々な問題に対し、かつての例に見ないような方法をもって解決しようとしてきた。 例えば、民衆の貧困が問題になったときに、政府は資本家から農地や工場を取り上げて、民衆に配った。しか…

人は地球を救えるのか

「地球を救う」これは慈善活動団体や環境家がよく使う言葉だ。これに対し、「地球を救うなんておこがましい」「無理だ」「そもそも地球を危機にさらしたのは人類だ」という批判もある。人は地球を救えるのだろうか。 人が地球を救うシナリオとして、1つだけ…

人間関係の文化

世界にはいろいろな文化があり、そこでの人間関係における善悪も多様である。人の悩みのほとんどは人間関係にあるから、多文化を知れば、その解決が見込めるかもしれない。 例えば、日本では概して他人と同じことが善であるが、フランスは人と違うことが善、…

過小評価はナルシストと同じ

自らを評価するのは重要だが、正しく評価するのは難しい。過大評価すれば、ナルシストと言われ、過小評価すれば卑屈になりがちだ。 人の目を気にすれば、過大評価よりも過小評価の方が好感を得られ、ましだと思うかもしれない。しかし、過小評価は本質的には…