新興宗教がリードする新たな価値観

新興宗教は、ある宗教の極端な原理主義を採用していることが多く、厳しい戒律を守っているところが多いが、逆に今までになかった考えを採用していることも珍しくない。

例えば、キリスト教の一派であるLDSは、かつて一夫多妻制を採用していて時代遅れだと批判を受けたこともあったが、南北戦争の15年前に奴隷制度の廃止を訴えている。

このように、いまでは非常識な制度でも、時代とともに理解を得られる場合もあるため、新興宗教というだけで拒絶せずに、いろいろな価値観を聞いてみたい。