ぼっちよりも怖いもの

人は一人では生きていけない。これは自明の事実である。しかし、いつでも人と関わっていないといけない訳ではない。このような考えのもと、最近ではぼっちを許容するようになってきたが、まだまだいつもグループに所属して安心感を得て、群れから外れたものをバカにする風潮もある。

しかし、それ以前にもっと怖いのが、人類が宇宙でぼっちであることだ。人類に限らず、生物そのものがぼっちかもしれない。少なくとも地球の外で生命は確認されていないし、知的生命体が地球以外の宇宙に存在しない可能性もある。

そのように考えると、広い宇宙で生命が孤立しているように思える。生命は尊いという感覚の我々からすると、とても寂しい感じがする。