2020-04-14から1日間の記事一覧

多様な「美」を知ろう

「美」の基準は人によって異なる。その傾向も国や地域によって異なる。例えば、日本では、大きな目や、二重まぶた、白い肌、高身長などが好まれがちである。一方、小さな目を好む人や国、焼けた肌が良いとする地域も存在する。 個人として何を「美」とするか…

ミニマリストが出現した背景

「ミニマリスト」が流行ってきている。必要最低限の物のみをもつ人たちである。人はなるべく多くのものを持ちたがるが、彼らはなぜ多くを持たない生活を選ぶのか。 それは、物質主義からの脱却を目指しているからだろう。かつては大量生産、大量消費で、物を…

ブランドを見せびらかすのはおしゃれではない

ブランドを見せびらかすのは、札束を見せびらかすのと同じように下品だが、さらにおしゃれのセンスも疑われてしまう。 「このブランドはおしゃれな芸能人が着ているし、有名だからそれを着ている自分もおしゃれである」という意図で着ていては、全くおしゃれ…

知識が人の行動に与える悪影響

知識によって行動は変わるのは自明である。例えば、時給1000円の飲食店で働いている人が、時給2000円の飲食店の存在を知れば、その店に雇われるために行動を起こすだろう。また、雇用のない環境にいた人がインターネットで雇用のある場所を探すかもしれない…

検証や実験の概念は若い

「科学」と聞くと、実験のイメージが強いかもしれないが、そのような検証や実験の歴史は、案外浅い。 実験という方法を確立したのは、ガリレオ・ガリレイと言ってよいだろう。彼は、常識を覆し、自らの考えが正しいことを証明するために、実験を大勢の前でし…

この世界は仮想現実であるかも

この世界は何かしらの知的生命体に作られた可能性があり、完全に否定することは難しい。このような世界の仕組みはどのようなものなのだろうか。 例えば、コンピュータの世界は、0と1でできており、生命体に不可欠なDNAはA、T、G、Cが重要な役割を果たしてい…

病気は作られるものである

正常と異常の境界線は、人によって異なる。また、時代や国によって異なることもある。つまり、健康と健康でない境界線も異なる。 しかし、病気の範囲は基本的に拡大している。昔はそれが通常の範囲内であったり、少し変わっているが個性、という扱いだったも…

日本の政治家に足りていないもの

国会や政治家によるインタビューなどを見ていると、つくづく思うのは、日本の政治家の多くは、「率直に伝える力が不足している」ということだ。 日本の政治家には、いわゆる文系的な人が多く、長々と説明し、結局何を言いたかったのかわからなくなってしまう…

意見表明は順番が重要

意見を表明する際、その順番が重要である事が多い。特に地位や歳が多様な場においては、かなり重要になる。 例えば、教授とその生徒がある会議に出席し、教授、生徒の順に意見を表明するのと、生徒、教授の順に表明するのでは、学生の意見が変わってしまうこ…

料理も芸術になりうる

芸術とは、必ずしも人の生死に直結しない。だが、人の生活に不可欠な料理は芸術になることがある。 なぜなら、言語化できないけど伝えたいときの手段に、料理もなりうるからだ。例えば、視覚では映画や絵、建物のデザイン、聴覚では音楽などの芸術がある。そ…

本当の偉人は目立たないかもしれない

「偉人」と聞くと、教科書に載っているような有名人を思い浮かべがちである。しかし、何か大きな意味のある事を成し遂げた人は偉人と呼べる。 例えば、Aさんが大量のドミノを並べて、Bさんがその最初のドミノを倒すと、ドミノが一つ残らず倒れた。それをCさ…

ブランドを見せびらかすのは下品

ブランドが目立っている服を着ている人をたまに見かけるが、それは下品なことだと思う。 彼らからは、「ブランドを着ている自分がすごい」と言わんばかりの態度を感じるが、実際に凄いのはブランドであって、それを着ている人ではない。 もし札束を見せびら…