アセクシュアルの人を好きになってしまった人の話

近年、LGBTの存在と権利が認められてきているが、アセクシュアルというセクシャリティも存在する。彼らは性的魅力を誰にも感じることがない。例えば、普通の異性愛者の男性が女性に魅力を感じるが、男性には感じないように、アセクシュアルの人は誰にも性的魅力を感じないのである。

私の友人にアセクシュアルの友人Aと、異性愛者の友人Bがおり、BはAを好きになって、告白するが、「友達と恋人の区別がつかない。友達でいてほしい」と断られてしまったという。

アセクシュアルで一番悩むのは本人であるのは間違いないが、彼らに恋をしてしまった人もつらいのである。誰のいかなる努力をもってしても、その恋が実ることはない。

とはいえ、アセクシュアルの人も性的な行為のないつながりは強く求めるため、クィアプラトニックなどのように、少し特殊な関係で結ばれ、精神的につながることはできる。