総合的な判断ができる国・できない国

二元論で語るのが浅いように、総合的でない考えも意味がない。例えば新型コロナウイルスで、私立病院の医者の意見で、極端な自粛を求める言葉を聞いて、「その先生が言うなら間違いない」といって過度な自粛をする人が多い。ほとんどのメディアに出る人はポジショントークをするが、それを理解していない人が多い。

我々はコロナにかからないために生きているのではないのだから、どう行動するかは、人生や社会全体を考えたうえでの判断をするべきであると思う。このような判断ができるのはヨーロッパの一部の国だけで、あとはどちらかに偏った姿勢をとって失敗する国がほとんどである。