事実と意見は違う

事実と願望を分けて話してしまう人がいるが、聞き手として間違った姿勢の人もいる。事実と意見を分けて聞くことができない人たちだ。

例えば、「アメリカでこういう事件があって」というと、「ひどい!」「かわいそうじゃないか」とか意見する人がいる。このように、ただの事実に対して感想を言ってきては、何の意味もない。建設的な議論ができないばかりか、話に割り込んできて邪魔である。

だからこそ、聞き手は、事実を事実としっかり認識して受け止めて、そこから聞き手としての意見を考え、発表者の意見との比較をすることを心がけるべきだ。