2020-04-17から1日間の記事一覧

一般人も死刑囚と同じである

死刑囚はいつ自分の死刑が執行されるかわからない。自分の死におびえる毎日だろう。 一方、一般人も本質的にはこの死刑囚たちと同じ境遇にある。 なぜなら、我々には自然を完全に理解することはできていないし、災害や事故、病気でいつ死ぬか分からないから…

動物園での笑い

動物園では、普段見ることのできない動物たちをたくさん見ることができる。そこで、多くの人を笑顔にするのだが、その時の笑いには2種類あると思う。 1つは普段見ることのできない動物をみて、好奇心が満たされたり、刺激されたときの笑いだ。こちらの場合…

強力な武器を持つべきか

どんな規模であれ、人同士が本気で闘うときには武器を用いることが普通だろう。例えば、昔から剣があったし、今では銃や原子爆弾が用いられることもある。このような武器の所持に関して、様々な議論がある。 例えば、アメリカは銃社会で、自らを守るための発…

知能をどう測るか

社会において、知能が重要視されることが多い。知能が高ければ、様々な能力があることを期待できるからだ。では、その知能を証明するためには何をするべきなのだろうか。 例えば、テストをするという方法がある。その中で最も有名なのはIQテストで、IQテスト…

サインや写真をもらうことは、へりくだる行為である

芸能人やスポーツ選手などのサインをもらっている光景をテレビなどで目にすることがある。また、一緒に写真を撮ってもらい、記念にする人も多い。 しかし、たとえファンであっても、そのような行為は自分が小さいことを認めることになる。相手が大きくて、そ…

プレゼンに騙されてはいけない

人を説得するうえで重要なことはその人に利益があることを伝えることだ。それには内容があれば十分と思えるかもしれないが、大抵は内容に加え、説得者の信頼や、伝え方も重要である。時には、内容がなくとも信頼や伝え方のみで説得してしまうことがある。 例…

家族を愛するのは排他的

人は誰しもが命に順位付けを行う。さらに、同じ種の中でも順位をつける。人間が人間の順位付けを行うのも普通である。例えば、トロッコ問題で家族が犠牲になるような決断をする人は少ないだろう。 もしかしたらこの「特定の人を大事に思う」ことが差別につな…

基礎研究の意味

科学には多くの分け方があるが、その一つに基礎科学と応用科学、という分け方がある。基礎は簡単で応用は難しいイメージがあるかもしれないが、それは当てはまらないことが多い。基礎は土台で応用はその上にあるものである。例えば基礎科学は理学、応用科学…

研究内容を批判してしまう不毛さ

研究によって、ある事実が明らかになるのは喜ばしい事だが、それをたたく人たちがいる。 例えば、東京大学の研究で、「猫は飼い主の声と他人の声を聴き分ける」という事実が明らかになったが、これに対して、「そんなのは猫を飼っている人からしたら当たり前…

真実を知るべきなのか

人間は本当のことを知りたがる動物である。また、人は幸せになることも目指す。この両方が実現できる人は少ない。 例えば、情報統制をして、国民をパニックにならないようにしている政府もある。おかげで市民は幸せに暮らすことができるが、嘘を信じているこ…

アファーマティブアクションは正しいのか

アファーマティブアクションとは、積極的な措置で、機械の平等に加え、結果も平等になるように動くことをいう。 例えば、大学でのアフリカ人の数が少ないから、アフリカ人は多少成績が悪くても、大学に在籍できる、というようなものだ。弱いものが優遇される…

重要な器官は時代によって変わる

人の器官はほぼすべてが不可欠であるが、特に重要視されているのは脳だろう。脳は記憶、思考力、指令などの役割を担い、死の基準として脳死が採用されたりしている。 しかし、一昔前までは、心臓の方が重要視されていた。確かに心臓も、血液を体全体に流す役…