人の行動はその周りの人によって変化する

人の行動は状況によって簡単に変わるが、その一つが、その人の周りにいる人の人数である。1人でいるときと、少数人でいる時、多人数でいるときはそれぞれ違った行動になる。

例えば、普段電車で電話などをせず、静かに過ごしている人が、友達と乗ったら大きな声で雑談をしてしまうことがよくあるだろう。これは人数が多くなればなるほど、周りの目を気にしないで行動してしまいがちだ。

それは同調圧力と関係があるかもしれない。ある実験で、簡単な問題を出された。1人で答えれば正答率はほぼ100%だったが、間違いを主張するサクラと共に答えると、正答率は50%ほどに落ちてしまったそうだ。

このように、人は人からの影響で自分の考えや行動を簡単に変えてしまいがちである。常に自分と向き合って、正しいことをしているか問い直す必要がありそうだ。