2020-04-20から1日間の記事一覧

絶対的な無駄は存在しない

人は生きることに意味を持たせることはできるが、人が生きる普遍的なな意味はない。それは地面に這うダンゴムシが生きる意味がないのと同じである。 それと同じことが「無駄」についてもいえる。「無駄」とはなくてもよいものであると人から認識されている状…

人も家畜

家畜といは、人が飼って、何かしらに利用する動物のことを指すが、人間も家畜と言えるかもしれない。人が人を飼って、利用しているのだ。 この世の中には、管理する人とされる人がいるのは事実である。雇う人と雇われる人だ。雇われる人たちは、同じような生…

科学の古い書き方

かつて、欧米での論文は、受動態で物事を書くことが多かった。なぜなら、科学には再現性が重要であり、だれが行ったかは重要でないからだ。だから、考察を書く時も「考えられる」という書き方が一般的だった。 しかし、今はそのような書き方は変わり、自分を…

自分の判断は自分の責任

大人になると責任が伴う。子供は自分の行動の責任はとれないが、大人はとれるし、とるべきである。なぜなら、善悪の判断がつき、考える能力があるからだ。この定義では、大人はおおよそ15歳より上の人たちだろう。 しかし、大人の中にも、自分の責任を自分で…

時間と遺伝率の関係

人の成長に大事なものは、遺伝か環境か、才能か努力か、という議論が多くある。それはどちらも重要なことが多いが、その比率は分野によって異なる。例えば、音楽やスポーツは遺伝の方が努力よりもはるかに多きなウエイトを占める。逆に、多言語を習得する能…

相手にされているうちは大丈夫

もし自分が、ある人から虐げられていたり、悪口を言われていたとしても、その人と会話できる状態であればそれは最悪の状態ではない。それよりもひどい状況は、無視される、という場合だ。 人は他人に何かを期待すればそうなるように伝えようとする。逆に、全…

対称性がないもの

様々な自然現象には対称性が見られる。例えば、力学において、作用があれば反作用が生まれ、電気的なものは+とーで対称的な性質が見られる。このように、物事にはすべて対称性があるように思える。 しかし、対称性がない世界がある。原子のレベルで見た時の…

日本人がLとRの発音を区別しづらい理由と対処法

日本人が英語を学ぶとき、大抵の人がLとRの発音の問題に直面する。これは聞き取りでも、自分が話すときでも問題になる。例えば、「election」は「選挙」などの意味を持つが、これを「erection」というセンシティブな単語に聞き間違えたり、伝え間違えると会…

原稿をそのまま読むべきではない

何か発表するとき、原稿を作る人は多いだろう。原稿を作れば、何を言うべきか事前に考えられるから、発表の時に間違えたり、伝えるべきことを忘れたりする心配がなくなる。 しかし、原稿を作っても、それをそのまま読むべきではない。なぜなら、人は書き言葉…

人の行動はその周りの人によって変化する

人の行動は状況によって簡単に変わるが、その一つが、その人の周りにいる人の人数である。1人でいるときと、少数人でいる時、多人数でいるときはそれぞれ違った行動になる。 例えば、普段電車で電話などをせず、静かに過ごしている人が、友達と乗ったら大き…

愚痴を言うべきではない理由

「愚痴を言うのは良くない」という認識は広く言われている。その理由として、「相手に聞かれる可能性があるから」「聞く人が嫌な気持ちになるから」「自分の品格を落とすから」など様々だ。 しかし、このような道徳的なものだけでなく、別の観点からの理由も…